プリスカル市は首都から車で1時間という立地ながら、緑豊かで治安が良く、コスタリカのローカルな雰囲気が楽しめます。
まず、バスの終点で降りて目に入ってくるのが、プリスカレーニョス(プリスカルに住んでいる人達をこう呼ぶ)の憩いの場となっている公園と、アンティークな教会です。
公園の名は「農業公園」。畑があるわけではありません。
昔、プリスカル市ではコスタリカ人の食卓に欠かせないインゲン豆を大量に生産していました。
インゲン豆の花をスペイン語で「プリスコ」というのですが、これがプリスカル市の名の由来です。そして、インゲン豆につく害虫を蛙が食べて駆除してくれていたことから、公園には、コスタリカ人も顔負けのお腹をした蛙がシンボルとしています。これが公園の名前の所以です。
その正面にそびえる教会は、地震で傾いてしまい現在は使われていませんが、独特な雰囲気を醸しだしています。